Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2011/12/31

大晦日





















今年最後の太陽を見送りました。
2011年の辛かったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、そして嬉しかったことに手を振って、
また新しい年が迎えられることに感謝です。

私の友達がSNSの日記で今年1年を振り返っていた中で、
素敵な言葉を書いていたのでここに覚え書き。

「わたしたちは知っているのです、
苦難は忍耐を、 忍耐は練達を、
練達は希望を生むということを」

彼女と同じミッションスクールに通っていた高校時代に出会った言葉。
久しぶりに目にして、心にずしんときました。
だいじょうぶ。苦難多き1年だったからこそ、来年はきっと希望に満ち溢れた年になる。
両手を大きく広げて、2012年を迎え入れましょう。

今年1年、お世話になりました。皆様、よいお年を。



稲葉智美

2011/12/23

『続・日々の100』

















やっと買いました、『続・日々の100』。
「暮しの手帖」編集長の松浦弥太郎さんが愛用しているアイテムとそのストーリーが、1アイテム見開き1ページで100点紹介されているエッセイの続編です。先月発売になってましたが、松浦弥太郎さんの本は、たとえ他の本屋さんで見つけてもCOW BOOKSに足を運んで買うというのがこだわりです。なぜかというと、COW BOOKSで買った本には松浦さんのサインが入ってるのです。

















レインボーペンシルで書かれたサイン。『日々の100』の中にもこのサインのお話が載っています。

「暮しの手帖」は、私の母が昔から愛読していた雑誌。大人になった今、私も手に取るようになりました。ブログのタイトルからしてもそうですが、いろいろと影響を受けています。愛おしくなるような日々を送るためのヒント。それが「暮しの手帖」や松浦さんが書く本にはたくさん詰まっているのです。

ゆず湯につかりながら、35個目まで読みました。「断捨離」なんていう言葉が流行しましたが、ストーリーのある本当に大切にしたい持ち物に囲まれて日々を暮したいものです。

2011/12/07

赤メガネの会合宿in熱海






















読書会「赤メガネの会」の合宿に行ってきました。場所は熱海!「読書合宿ってなにするの?」といろんな人にきかれたんですが、まずは熱海までの東海道線の電車のなかで各自読書。熱海駅で集合して、雨なのでボーリングです。(笑)


















スコアをこの紙につけるというのは初めてだったけど、このスコア、結構ガチだと思いません?文武両道を目指すのも良いではないかということで、新たにボーリング部が発足しました!

















熱海なので、ランチは干物定食を食べる!魚が本当においしくって、ごはんと温泉目的で日帰り旅行もいいなぁと思いました。
















そして、チェックイン後に課題図書『O・ヘンリ短編集』の読書会。秀逸なstory tellingの数々。「落語の小話に似てるよね」という意見があり、なるほどと思う。 全部の話にちゃんとオチがあるので、だんだんオチを予想しながら読んでいくようになります。「海外のCMにありそう」という意見も。私は旅先で読むのにいいなーと思ったんですが、アメリカのホテルには聖書とO・ヘンリの本があるということをメンバーから聞き、納得。どんな人にも薦められる本なので、さすが名作といった感じ。

















自由時間は、読書タイムです。この時私が読んでいたのは、以前ブログにも書いた萩原朔太郎の詩集。その本越しに見えるメンバーの姿。ステキだったのでこっそり写真を撮っちゃいました。本の話は今までたくさんしてきたけど、メンバーが本を読んでいるところというのはほとんど見たことがなかったな。「モテたければ、本を読め」というのは、あながち間違ってないかも。

私は露天風呂で温泉読書をしてみました。じつは、山梨の温泉でも温泉読書したことがあるんだけど、こういう時は美味しいものの楽しい話がいいかと思い、読みかけだった北大路魯山人『魯山人味道』を読む。 出たり入ったりしながら1時間ぐらい読んでたので、後から入ってきた子供に不思議がられました。(笑)

















夜はボジョレーで乾杯し、自由図書(合宿までに読んだ本)を紹介。お酒を飲みながらなので話が弾み3時間くらい本ばなし。そのあと私は先輩方にいろいろ相談に乗ってもらい、夜は更けていき、結局寝たのが深夜4時前でした。
それでも、翌朝はちゃんと起きて7時から早朝読書。そのあと朝ごはんを食べ、チェックアウトまで合宿中読んでいた本の紹介。私はその日山梨入りだったのでお昼前には電車に乗ったんですが、ほかのみんなはバッチリ熱海観光して帰ったそうです。

今回は1泊だったけど、今度は2泊とかして宿にこもって本を読むのもいいかも。次はどこに行こうか?と今から話してるところです。

ワインツーリズム~後編














メイン会場にやってきた私たちは、おいしいごはんでエネルギーチャージ。椅子とテーブルになっているのは、なんと、いろんなワイナリーの名前が入ったブドウ収穫用の箱!ちなみに、一箱で10kgくらいのブドウを入れられるんだそうです。














いおりんとディレクターにも会いました☆














午後最初に向かったのは「白百合醸造」。ここでもブドウ棚を見学したり、テイスティングセミナーを受けたりしました。初めて見たのが、貴腐ブドウ!こんなにカビカビだったなんて、衝撃。貴腐ワイン、フォアグラなんかと一緒に飲むと倒れるくらいおいしいんだよなぁ・・・。















「麻屋葡萄酒」のテイスティングスペースで、Assemblageという山梨の若手醸造家たちがつくるグループのポスターを発見。「肉じゃがと一緒に」って、いいね!日本でできたワインが、日本食と合わないわけがないもの。ワインって農産物だと思うから、ちゃんと地産地消するためにも日本ならではのいろんな飲み方の提案があったら、買う私たちも楽しみ方が広がる気がする!
番組の「Feel Fine」でワインを紹介するときに豆乳鍋!酢豚!焼き鳥!生春巻き!と言ってたのも、「肉じゃがと一緒に」というこのフレーズがずっと頭に残ってたからです。
いつかさし飲みしてみたい!!(笑)Assemblageのサイト:http://www.elevage.jp/














さて、最後に訪れたのは「原茂ワイン」。日が暮れてブドウ畑の中の道で迷子になって、ちょっと怖かったけど、無事たどり着きました。大きな日本家屋の土間にテイスティングカウンターがあって、2回はカフェになっているとてもおしゃれなワイナリー。暖炉もあって、雰囲気がいいです。
原茂ワインのワインは、味はもちろんラベルのデザインが可愛いので、覚えておくとプレゼントに迷った時に外さないひと品かも。


結局6人で9本のワインを購入しました!今回のワインツーリズムでは「アジロン」という、ブドウ品種に出会いました。お花のようなフルーツのような、強くうっとりする香り。まるで媚薬、ネコにまたたび。これをいつあけるのかというのも、また悩ましい1本です。

ワインツーリズム~前編

秋の思い出、ワインツーリズム!初めて、6人で参加しました。
2日間限定で、山梨のワイナリーが大々的にテイスティングや見学ツアー、イベントを行うというもの。勝沼・塩山エリアをまわってきたんですが、購入したワインをぶら下げたご機嫌な人たちが町のあちこちにいるという、なんとも楽しい1日でありました。



















「山梨ワイン」。
自社畑を案内していただきました。2007年から耕さない・除草しない・肥料あげないという自然栽培を行っているそうで、山梨ワインの野沢たかひこさんが、ふかふかな土を手にとって見せてくださったのがとても印象的でした。「認証取るのはめんどくさいけど、ちゃんと減農薬」というのがブドウ作りの姿勢だそうで、とても共感。そういう風に頑張ってる作り手さんって、県内にもまだまだいるんだろうなーって思う。
値段とか、ラベルに表れない価値を発見できるのも、ワインツーリズムのすてきなところ。
自然酵母で発酵させたワインもありました。すごいなあ。自然派ワインは自分が狙ったような味にするのは難しいんだそうで、作り手さんでさえ栓をぬいたときに初めて「こうなったのか」とわかるのだとか。一週間経ってやっと香りが開いてくるということもあるそうです。
古い古い日本家屋にテイスティングスペースがあって、私たちも座敷でテイスティング!これまたすてきで、早くも山梨のワイン文化の洗礼を受けました。

道を歩いていると、地元のJAの方?「半公認」の案内所を発見。(笑)今年獲れたという柿をいただいた。「柿を食べるとね、酔いが覚めるからいいんだよ」という悪知恵も。こういう温かいおもてなし、うれしいです。

道を歩いていたら、樽が置いてあった。
どうやら勝手に試飲していいらしく、「ここは天国か!!」と一同。
これが運命の出会いで、さっそくお買い上げ!岩崎醸造の「ホンジョーオールド」は10年くらい寝かせた甲州の古酒で、辛口ですっきりしていながらも、深みがある味。「あ、おせちだ」と浮かんだ1本なので、お正月までキープです。一升瓶ワインが富士山ラベルであって、これを実家に送っておくというのでも良かったかもしれない。こんなワインが1000円台で。思わず「この値段でいいんですか!?」と聞いてしまった。

ワインツーリズム、後編に続く♪

2011/11/08

下町散歩


小学校からの友達が遊びに来ました。

東京らしいところに行きたい!という要望で、浅草~向島~上野へ行ってきました。

「雷門の前で写真を撮ってみたかった!」

と、はしゃぐ友達。(笑)






おみくじ。
「吉」でした。

「浅草寺とは相性が悪い」と自負する友達は、奇跡的に、2回連続の凶を引き当てました。

ある意味、強運だと思います。







 向島には「鳩の街通り」というレトロな商店街があって、行ってみたかった「こぐま」というcafeでランチしてきました☆

下町×古民家って憧れます。

向島あたりに「3LDKで10万円、リフォーム可」みたいな古民家物件はないだろうか。みんなで住んだら、さぞかし楽しいだろな。


今回は、和菓子屋さんや甘味処にも何か所か行ってきました。
これは上野の「みはし」のあんみつ。
「甘いものが大好きなのに、別腹はない」という友達は、
ごはんに行くとデザートから食べるのです。

押上のスカイツリーも見てきました。
目がくらむほどの高さ。
来年の春完成ということで、楽しみだ☆
映画『ALWAYS三丁目の夕日』では、建設中の東京タワーにワクワクする人たちが描かれているけれど、それはまさにこんな気持ちなのかなって思う。
タワーを見上げる、というよりは、空を見上げる感じ。
高いねぇ。



2011/11/06

ふらんすへ行きたしと思えども

読書の秋です。
本は、持ち歩いたり、抱きしめたり、顔をつけたり、枕にしたり、たたいたり、匂いをかいだり出来るのがいいと思っています。

今日、買った本は、
『永遠の詩7―萩原朔太郎』小学館。
すぐれた詩人のすぐれた詩をまとめた詩集シリーズの7冊目です。
写真を載せますが、カバーに書いてあるこの一節は「旅上」という詩の冒頭で、

せめては新しき背広をきて
気ままなる旅に出でてみん

と続きます。
遠い国への憧れと、いさぎいい諦めと、旅に出るワクワク感がわずか4行に詰まってる。フランスじゃなく「ふらんす」なのも、いいです。

文語体って堅いイメージがあったけど、この詩集を読んで、日本語の美しさを実感しました。
女性を雨のようだと言っている「婦人と雨」もまた、好きな1篇。
すてきな言葉を浴びていると、詩を書いてみたくなります。

2011/10/29

ベランダ菜園


ベランダ菜園日記。
パクチーのギザギザの葉っぱが出てきました☆
たまにつまみ食いしてるけど、
大きくなるまではこのまま食べずに育てようと思ってます♪
実は、今プランターにも種をまいてあるのです。
目指せパクチー畑!


こまち農園の八木さんにもらった、はつか大根。
やっと本葉がのぞいてきた!
この種は相当のんびり屋らしく、20日じゃ食べられなそうだ・・・。

2011/10/19

モダン・アートアメリカン


















六本木の国立新美術館で開催中です。
モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―』。

アメリカのワシントンDCにあるフィリップ・コレクションという美術館は、アメリカ近代美術の作品を多く所蔵しています。創設者のダンカン・フィリップスは、当時若手だった芸術家の作品を積極的に購入し、支援するということもしていました。
今回の企画展にはフィリップ・コレクションから、「アメリカ美術の芯の価値を知らしめたい」というフィリップス夫妻の情熱がつたわってくるような、エネルギッシュでみずみずしい色彩の絵画が多くやってきています。

フランスでがっつりモネの影響を受けてきたような印象派絵画もありますし、徐々に抽象絵画に向かって行ったり、象徴主義に向かって行ったり。アメリカ人アーティストならではの進化・発展の過程を垣間見られるのが、今回の企画展のすごく面白いところだと思います。

例えば、絵具を打ち付けるアクションペインティングで有名なポロックの作品があるんですが、いま日本に来ているのは、「自分のスタイル模索中」という感じの絵なんです。
その絵は油絵なのにクレヨンみたいな「ぼってり」とした質感で、カリスマっぽいイメージを持たれている彼も試行錯誤しながら作品作っていたんだなー、とかって思う。

今回展示されているのは、19世紀末~20世紀前半の作品。
その頃のアメリカって、ヨーロッパからたくさんの移民がやって来たあとで、高層ビルが建って、都市が目覚ましい発展を遂げる時期ですよね。ジャズの文化が盛り上がって、世の中が消費社会に移行した頃。エネルギッシュなアメリカのあの時代に一度タイムスリップ出来らいいのに!
時代背景としてはそんな感じで、私的には都市の摩天楼や工場、ラッシュアワーを描いた絵画が見ていてすごくワクワクしました。写真では表しきれない雰囲気、息遣い。都会にたたずむ人々の空虚感もまたこちらに迫ってくるものがあり、良かったです。
この絵を集めたダンカン・フィリップも、そんな時代の一部だったんだよなぁと思う。

『モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―』は
12月12日まで。

第24回赤メガネの会



24回目の読書会でした。
今回の課題図書は、オースティン『自負と偏見』新潮文庫。

実は、私が一番最初に読書会に興味を持ったきっかけが、映画『ジェイン・オースティンの読書会』だったんです。恋や人生の悩みを持った女性たち+男性1名が、オースティンの作品で読書会を開くところから始まり、それぞれ本の中の登場人物に自分を重ねたり、オースティンの作品から勇気をもらったりしながらストーリーが進んでいきます。
彼女たちがちょっと知的な恋愛トークをしてる場面っていうのはかっこいいし、そんな集まりがあるのもうらやましい!と思ったんです。
それで、たまたま私の先輩の牧さんと読書会の話になり、「やろうやろう!」と結成したわけです。

というわけで、念願のオースティンだった今回。
映画の中にも登場したのが、この『自負と偏見』です。





















だいぶボロボロになってますね。(笑)
600ページあるけど、全然苦しくないです。

ストーリーは、イギリスの田舎町に住んでいる5人姉妹の近所にビングリーさんというステキな紳士が引っ越して来るところから始まります。ビングリーさんのお友達も含めた交友が始まり、誰々がいいとか、誰々はほんとに失礼しちゃうわ!とかそんな感じで、いろんな恋模様が広げられるのです。
人がいっぱい出てき過ぎて、書いてたらこんなになっちゃった(笑) 
誤解、家柄、憶測、期待、プライド、偏見、見栄・・・いろいろ絡み合っているんですが、そこはオースティンの鋭い観察眼で一人ひとりのキャラクターが見事に描きだされ、迷子にならず読めました。
一人として完璧な人は登場しなくて、私は最初大っ嫌いだったダーシーさんに段々惹かれていき、最終的には「いいかも!」と思うように。彼の愛の告白が素敵でページの角を2度折りしました(笑)
この作品にもし帯を付けるなら、

“全編ガールズ・トーク!!”
“元祖ラブコメ”
“200年前のSex and the City”

というところでしょうか。1本の海外ドラマを見終えたような読後感。
もちろん作品が書かれたのが19世紀の初めなので、デートの仕方とか、結婚が全てなところとか、恋愛のカタチは違いますけど、恋心というのは昔も今も全っ然変わらないんですね!

別のオースティン作品も読みたくなりました。

たまり醤油

















麦味噌を仕込んで4か月ちょっと。
すっかり、こんな色になりました~。

久々にふたを開けたら、たまり醤油が出来ていた!!
ちょこっとだけど、くぼんだ所に水分が。
なめてみると、おいしいおせんべいの味がするっ☆

熟成が進んで、味がよりまろやかになってきました。
これでさつま汁やるとね。めまいがするくらいおいしいです(笑)

2011/09/28

第23回赤メガネの会
















23回赤メガネの会が開催されました。課題図書は三島由紀夫『金閣寺』。
ずっと読みたいなと思っていた本です。
ストーリーはご存知だと思いますが、あらためて。
195072日、国宝・金閣寺が寺の青年僧の放火によって焼失するという衝撃的な事件がありました。その「なぜ?」が、三島由紀夫なりの解釈で書かれています。

メンバーの中で好き嫌いがはっきり分かれた本でした。
私はというと「かなり好き」。
どちらにしても、読み進めるにあたって、この本がほかの作品と大きく違っているのは「あらかじめ結末を知っている」という点。人一倍金閣寺に魅せられていた青年が、なぜ火をつけるに至ったのか。そこを目指して読んでいく。
エンディングはわかっているのに、まったく先が読めない展開で、金閣寺が燃え、最後の1文に裏切られ、読み終わった後も長い余韻を残す本です。
すごい。

この事件、主人公・溝口のコンプレックスが大きく影響しています。
彼は子供のころから「どもり」があって、人と話すことが極端に苦手でした。そのため、どんどん内向的な性格になり、彼だけの精神世界が出来上がっていくんです。

「私はそんな風に、いつも自分が人に与える印象の細目に亙って、
責任を持つことができないのである」

「どうして雪はどもらぬのか?遮るもののない空から、
流麗に落ちてくる雪を浴びていると、私の心の屈曲は忘れられ、
音楽を浴びているように、私の精神はすなおな律動を取り戻した」

このへんのフレーズがとても好き。
読み進めるうちに、不思議と放火犯である溝口の気持ちが理解できてくるんです。そうさせてしまう三島の文章はすごい。溝口の性格や思考には、三島由紀夫自身のコンプレックスが大きく反映されているのではとも言われています。人間、思うようには行かないものなんですね。

それから、雪の金閣寺を観に京都に行きたくなりました。
一生忘れないであろう1冊です
















そして、今回明子さんから現代美術家ボルタンスキーの本を借りる!!アート関係の本って買おうと思ってもかなり高くて・・・。ありがとうございますっ!
オースティンは次回の課題図書。私が読書会を始めるきっかけになったのが『ジェイン・オースティンの読書会』という映画でした。そんなわけで念願の『自負と偏見』。600ページくらいあるけど、頑張って読む。
写真は池田めぐみさんから貰いました。オーストラリアに行ってきたのだそう。(いいなー!!)エアーズロックの写真です。いつか絶対行く!という気持ちで、手帳に入れて持ち歩きます。

2011/09/08

草間彌生展














「草間彌生 Kuasama's Body Festival in '60s展」をみてきました。
アメリカにわたって間もなくの頃の作品を中心に展示しています。
自伝『無限の網』の文章をもとに展示が組み立てられているんですが、
ここで言っていたのがこの作品か!と面白く見ることが出来ました。
成功を収めるまでは非常に貧困した生活を送っていたという草間さん。
その辛さをまぎらわすように作品を作り続けたのだそう。
「ハプニング」と呼ばれる彼女のアートイベントを撮影した映像作品や、
水玉だらけの部屋など、草間さんのパワーに圧倒される企画展でした。
草間さんの強い生き方、前を見据える目。感動しました。

「前衛芸術家」として偏見を持たれがちですが、
なぜこうなったか、というのがちゃんと説明されています。
アーティストに寄り添って作品がみられるので、新たな発見があるのでは。

チケットは期間中使えるパスポート制。
何度も草間アートに会いに行けます。また行こう!

「草間彌生 Kuasama's Body Festival in '60s展」は、
青山のワタリウム美術館で、11/27まで。
http://www.watarium.co.jp/museumcontents.html

Incognito



先週来日していた、Incognitoのライブを観にBlue Noteへ行ってきました。
満員のお客さんで、最初からかなりParty!!って感じでした。

彼らは、震災が起きたわずか半月後に日本に来てくれていたんです。
なので、Incognitoのライブは今年2回目。
その時はまだ、ライブやイベントは自粛モードで、
TVでもラジオでも震災関連の事ばかり。
楽しむことに、みんなが罪悪感を持っている時期でした。
そんな中、地震の後初めて行ったライブが前回のIncognitoだったので、
踊ったり歌ったりして、心から救われた気がしたんです。

前回はしっとりな部分があって、ソロを「魅せる」ライブだったんですが、
今回は終始アゲアゲで、会場の雰囲気もだいぶ違いました。
ライブの後メンバーとゆっくりお話できたので、そのことについて聞くと、
「前回は地震のすぐ後だったからね。今回はみんなに元気づけたいから
オープニングから盛り上がれるセットリストにしたんだ」と言っていました。
チャリティーソングをいち早く制作してダウンロードできるようにしてくれたり、
いつも日本のファンを思ってくれるIncognito、
今回もかなり元気をもらいました。

ライブでは、迫力のある演奏を披露してくれるメンバーたちですが、
ステージを降りると、皆さん本当に気さくで仲がいい!
以前日本でツアーを行った時に撮った動画を見せてもらいましたが、
バスや新幹線に乗っているところなんか、修学旅行みたい。(笑)
毎回ライブ後は、みんなで一緒に街へ繰り出すそう。
1年の多くを世界中ライブで飛び回っているので、
みんな家族みたいな感じなんだそうです。

それから、あの息の合ったライブですが、
なんとリハーサルはしないんですって!!
「新曲とかアルバムが出来たときは?」と聞くと、
「まあ、1時間くらいは音合わせするけど、あとはノリだね」
と言っていました。すごい。

またきっと、すぐに戻ってきてくれると思います。
そのときは是非ライブに足を運んでみてください!

2011/08/21

A chilly day

今日は寒いなぁ。
煮込み料理な気分だったので、ビーフ・ストロガノフをデパ地下で買いました。うまし!
渋谷にお店があるそうで。今度行こう♪
そういえば、今年の麻布十番祭りは、節電の影響で中止になってしまったんですよね。
大使館の人達が作ったおいしい世界の料理と、おいしいお酒を堪能できる素晴らしいイベント。
いつもだったら、今週末辺りのはず。
大きな鍋で作るパエリア、食べたかったなぁ。。
今山梨に向かう特急の中なのですが、
今夜の石和温泉の花火大会、雨が心配。
天気、もってほしいな。

2011/08/14

サマソニ2011☆

Summer Sonicの1日目に行ってきました!
One night only→THE BAWDIES→Perfume→Def tech
→遠藤時代→木村カエラ→BEADY EYE→The Strokes
の順番で、珍しく国内アーティスト&マリンが多かったです。
Myベストアクトは、やっぱりBEADY EYEですかね。
暮れ行く時間に聴けて、最高でした☆

2011/08/11

行きたいところリスト

行けるチャンスが出来たとき、
すぐ出かけられるように!
今11000マイルくらいなので、
こっちも頑張ってためないと。

2011/08/02

お料理教室☆

番組で、お料理教室をやります!

「八ヶ岳マルシェ 料理教室~ガーデンパーティーのための八ヶ岳のお野菜料理~」

開催は、8月9日(火曜日)午後3時から午後6時30分まで、
場所は、北杜市・小淵沢リゾナーレ内です。
このお料理教室に番組をお聞きの方、5組10名様を無料でご招待いたします☆
八ヶ岳には有機野菜や、こだわりの高原野菜を作っている生産者さんがいます
この時期ならではの旬の野菜を使って、
披露したら喜ばれることまちがいなしの「八ヶ岳流おもてなし料理」、
みんなで作りましょう!!
ご応募は2人1組でお願いします。

ご希望の方は、
代表者のお名前・住所・連絡が取れる電話番号・年齢、もしよろしければ職業を明記の上、
e-mailは、 yes@fmfuji.co.jp
FAXは、055‐237‐9044

締め切りは、8月4日(木曜日)いっぱいまで。
選ばれた方には、 スタッフから後日連絡させていただきます。

リゾナーレへのアクセスは、
中央自動車道小淵沢インターチェンジから3分、
甲府昭和インターチェンジから中央道利用で25分、
JR中央線の小淵沢駅からシャトルバスで3分。
新宿からも特急で1本で、都内からでも来やすいです。

是非ご参加ください~☆

リゾナーレHP:http://www.risonare.com/

2011/07/06

執筆中・・・

番組をさせていただいているFM-FUJIの、メルマガ。
7月~9月の計6回、コラムを書かせていただくことになりました☆

・・・がしかし、筆すすまず。(汗)
構えちゃいけないんですよね、きっとこういうものは。
今日締め切りなので、なんとしても書きます。

初回が7月8日なので、よろしければこちらからご登録ください^^
http://www.fmfuji.co.jp/mmag.html

「不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展
















サントリー美術館で開催中の、「不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展に行ってきました。
日本人にはおなじみのシンボル、鳳凰と獅子が描かれている掛け軸や屏風、彫刻、
道具などを集めた、「鳳凰ずくし」「獅子ずくし」の展覧会です。

私、狛犬が好きなんです。神社に行くと、まずは阿形を撫で、次に吽形を撫で、
二つの表情をじっくり見比べてから階段を上がるというのがお決まりで。

ほらっ。
















この子は、鶴岡八幡宮の吽形。かわゆい☆ 大銀杏がまだある頃だ。
この大きな頭、口、鼻と目。ユニークな表情。
それから、「神社を守ってるんだぞ!」感が、たまらなく可愛いです。
今回の企画展には鎌倉時代に作られた、顔が小さくスマートな風貌の狛犬が展示されていて、上のようなコミカルな狛犬を思うと、世の中はなんて不平等なんだ、と思う。

絵でいうと、千尋の谷底から落として登ってこられた子だけを育てるという(!)
「獅子の児おとし」を描いた、歌川広重の掛け軸や、滝に打たれている獅子の絵などもありました。牡丹の花を頭の上に載せて、石橋の上から下を見下ろしている獅子を描いた
「石橋図(しゃっきょうず)」なんて、めっちゃキュンとします!

鳳凰のところでは、お神輿の上に載っているお飾りや、美しさを競うかのようにたくさんの
掛け軸が展示されていました。鳳凰の特徴として共通するのは、鋭い目、長い尾・脚・首、
色とりどりの羽といったところでしょうか。

鳳凰も獅子も架空の動物ですが、
だからこそ、こんなに表情が豊かだったり、美しかったりするのではないかと思いました。
今年の夏祭りでは、お神輿や獅子舞をじーっと見てしまいそうです。
鳳凰と獅子が、とても身近になる企画展。サントリー美術館で、7月24日まで。

味噌、解禁!






 











去年、無農薬で大豆育てていて、その大豆で今年の522日に味噌を仕込んだんです。
キッチンの隅っこでジワジワ醸し中だった手前味噌なんですが、
7月になったし!ということで、味見してみました!

味噌を味見するのに、こんなにドキドキしたのは初めてだわ。
思い返せば、麦の刈り入れから始まり、その畑に大豆を一粒一粒蒔き、
真夏に汗だくになりながら草取りと間引きをして、
収穫した大豆を一粒一粒手で脱穀して・・・

麦こうじをたっぷり入れたので、ふわっとした甘い味噌になってました!
「一度自分で作った味噌を食べてしまうと、もうほかの味噌は食べられないよ」と
味噌作りを教えてくれた糀屋さんにも言われたんですが、その通りかも。
うまーし!!

農家さんに教えてもらったのが「味噌水(みそすい)」。
味噌をお水に溶いただけなんだけどこれこそ味噌の味を一番シンプルに味わえる方法だと思う。おいしい味噌って、お味噌汁作るのに出汁いらないっていうし。
番組後に、私の味噌で味噌水を作ってみんなに試飲してもらいました。
スタッフにも好評をいただき、ガッツポーズ。よかった!
分量は、マグカップにお湯かお水を入れて味噌大さじ1くらいですが、お好みで。

味噌って、筋肉や骨を構成する「必須アミノ酸」の量が、卵並みに多いんです。
それに塩分も含まれているので、夏の水分・塩分補給は「味噌水」でバッチリ!

ジャパニーズ・スポーツドリンク「味噌水」、どうですかね?
流行ると思うんだけどなぁ。

グリーンスムージー

 





番組でも取り上げましたが、グリーンスムージーにハマっています☆
果物と葉野菜を6:4の割合で入れ、水を加えてミキサーにかけるだけ。
最近の朝ごはんは、もっぱらコレです。






















混ぜるとこんな緑色。
使える葉野菜は、ホウレンソウ、水菜、青梗菜、セロリ、レタスなどなんでも。
小松菜は癖がなくて、はじめてトライするにはおすすめです。
私はフルーツはバナナばっかりだけど、桃でもリンゴでもキウイでも好きなものを。
薄い皮なら剥かなくて大丈夫です。
出来るだけ旬で新鮮、オーガニックなものを。

本で読んだのだけど、人間とチンパンジーって体のつくりが99%同じなんですって。
だけど、圧倒的に違うのが食事のバランス。
チンパンジーのごはん、生の野菜やフルーツが全体の半分くらいを占めてるけど、
人間は、炭水化物ばかりで野菜・フルーツはほとんど摂ってない。
チンパンジーが成人病にかからないのはそのせいでは、という話。
そうかもしれないなぁ、と思った。

グリーンスムージー、番組後みんなで試したら結構好評で、
番組Dは放送中、1ℓくらいをボトルに入れてガチで飲んでいます(笑)
私も量、増やそうかなぁ。
生野菜が大量に摂れるから、ほんと重宝してます!
体の調子も良くなるし♪

夏の時期、食欲がない時にもおススメです☆

ゴーヤ観察日記

















ゴーヤの花が咲きました!!かわいい^^
きゅうりの花みたいね。

ぐんぐん伸びて、もうすぐ私の背丈を超えてしまいそう。
こんな電話のコードみたいな蔓が、いっぱい絡まり始めています。
大きくなれよ~!!