Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2013/02/28

J-WAVEスペシャルプログラム!

【お知らせ】

J-WAVEナビゲーター・オーディション2013で「優秀賞」をいただきました!!
ありがとうございます!!!!!
来月、J-WAVEでスペシャルプログラムをナビゲートします!

放送日時は、
3月27日(水)5:00 - 6:00AM on J-WAVE (81.3MHz)  


・・・そう、早朝の5時からです。
ぜひ早起きして聴いていただければと思います!
radikoをダウンロードすれば、スマホやPCでも聴くことができます。

むむ、6時までということは・・・?
別所哲也さんに番組をつなぐんだ!!きゃー☆



J-WAVEのタイムテーブル3月号に、写真を載せてもらいました☆
ラジオ仲間の山中タイキくんと共に。
各配布場所で入手できます。→http://www.j-wave.co.jp/topics/1105_tt.htm
 
 
今の事務所VASPに所属したのも、DJ TAROさんの番組を聴いていて「私もあんな風になりたい!」と思ったから。そんな自分の目標に、また少し近づくことができました。嬉しい。

小学生の頃からずっと目指していたラジオの世界。夢が叶ってからも、大変なことの方が多いくらいだったけれど、くじけそうになりながらもがいていると、必ず何かに救われる。やっぱり、音楽が好き。街が好き。だれかと繋がるラジオが好き。最終審査のスタジオでマイクの前に座ったときに、改めてそう思った。

それにしても、本当に驚いた。
締切迫ったタイミングでオーディションのことを知り、年末に慌てて書類とデモCDを作り、最終審査も仕事で受けられないかもしれなくて。なので、「選ばれましたよ」と電話で連絡をいただいたときの驚きようは、我ながらけっこう良いリアクションだったかと思います。その場に誰も居合わせなかったのは、惜しかったなー。
 
さて番組ですが、ステキな1日を始められるような内容にしようと、今打ち合せ中です♪
是非3月27日(水)の5:00AM~お付き合いいただければと思います。
楽しみ!
 

2013/02/26

読書ライト


 
最近の、ささやかな買い物。
 
寝る前に、電気は消したいけれど、本を読むための明かりだけ欲しいときにとても重宝しているアイテム。LEDライトなのでそこだけが充分に明るく、ネックの角度が自由に変えられるので、どんな向きに寝返っても影にならないように本に光が当てられます。
 
本を読む人には、このアイテムの良さが分かっていただけるのでは?
 
電池とUSB電源の両方に対応していて、ネックは台の部分にくるりと収納できるので、小さいカバンにも入ります。旅先のホテルや、移動中にも使えそう。まだ試していないけれど、「もうちょっと明るければ最高なのに・・・」と思う夜のcafeやBarにも?
 
暗いところで本が読めるという意味で、電子書籍は革新的なのですが、紙の本も場所を問わずに読めたらいいのになぁと思っていた矢先に発見したので、心躍る。
 
「どこでも読書ライト」と命名します。
 


2013/02/24

味噌作りワークショップ

我が畑の大豆、65kg収穫できました!
大豆65kgというのはだいたい米袋2袋くらいです。こんなにできるとは思っていなくて。ありがたや。
 
ということで先日、友達をあつめて味噌作りをしました☆
 
【材料】 5号樽/約8kg 
大豆 1kg
米糀 2kg
塩   500g+50g
 

今回は18樽の味噌を作るため、18kgの大豆を洗って一晩水に漬けます。
 

翌朝、水を吸って膨れた大豆を釜ゆでします。
目安は、大体指でつまんでつぶれるくらいの固さ。ゆですぎ注意。
ゆで汁は味噌作りの時に使うので取っておきます。このゆで汁はトロトロになるくらい、大豆のうまみがたくさん出ていてそのまま飲んでもおいしいです!

ゆであがった大豆をうすに入れて、みんなでつぶします。
お家でつくるなら手でつぶしてもOK。


つぶすとこんな感じ。大豆ペーストの出来上がりです。


糀と塩を混ぜておき、それを大豆ペーストとよく混ぜ合わせます。
空気が入らないよう樽に詰め、50gの塩を表面に塗りこんで空気を遮断すれば完了!
涼しいところに置いて6か月くらい熟成させれば食べられます。

みなさんの協力もあり、1日かかって144kgの味噌を仕込み終えました。
注文してくれた人たちに樽を発送し、今回のワークショップは無事終了!
よかった、よかった。

ちなみに今回のワークショップは、田舎ランチ&収穫体験付き。


ランチは、お赤飯、けんちん汁、さんまの炭火焼き。
お赤飯とけんちん汁は、家族の誕生日や、お祭りの日、お月見の日など、ちょっと特別な日に食べる私の田舎の定番メニュー。



畑では、大根、白菜、ほうれんそう、パクチー、ニンジン、長ねぎなど、冬の野菜を収穫しました。みんないい笑顔。土に触ると元気になる気がするね。おばあちゃんの「持っていけ攻撃」を受け、もりもりの野菜を持ってかえることに。(笑)
 
田舎ライフ、楽しんでもらえたかな? お疲れ様でした☆
 


白隠展

 
行ってきました!
「白隠展」@Bunkamura ザ・ミュージアム。


白隠は江戸時代に活躍した禅僧。大名から庶民まで幅広く仏の教えを伝えるために独学で画業を始め、たくさんの禅画と書を残した人です。

達磨も、布袋も、釈迦も、ユーモラスで愛らしく、いつまでも観ていたくなる宗教画の数々。
自由でのびのびとした書からは、今にも白隠先生の声が聞こえてきそうです。

白隠はとてもユニークなお坊さんだったらしく、キャラクターまで考案していています。
代参に行くと言って裕福な商家にお金をせびりに行く赤いふんどしの「すたすた坊主」も白隠の考案。すごくかわいいです。

人柄がにじみ出た書画を観て、会ったことがないのにファンになりました。
ときどき白隠につっこみを入れているような会場の説明書も面白く、とてもハッピーになる企画展でした。

私が白隠の書の中で一番心に刻んだのは、「動中工夫」。
動きながら工夫をすることは静中の百千億倍である!という教えです。
でも、百千億倍って・・・(笑)

白隠先生の教えに従って、いっぱい動こう!

トーマス・マン『トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す』

 
第48回赤メガネの会が開催されました。
今回の課題図書は、トーマス・マン著『トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す』。
 
「極めてドイツ語的な日本語訳」とでも言うべきか。私の読書力ではなかなか難読な一冊でありましたが、ドイツ人作家であるトーマス・マンの世界観を正しく訳するとこうなるのだろうと推測。読んでよかった作品です。
 
俗人と芸術家という2つのアイデンティティの狭間に揺れる作家トニオの心情を描いた『トニオ・クレーゲル』。ヴェネチアの街で美少年の美しさに心を奪われた初老の作家アシェンバハの悲劇を描いた『ヴェニスに死す』。
 
これぞ純文学!こんなにも、美しさを表現する言葉を持ち合わせているなんて羨ましい。
トーマス・マンの文章は、書くというよりも「描く」と言った方が適切だと思う。
 
ヴェニスで蔓延するコレラに命を脅かされながらも、美少年から目を離すことの出来ないアシェンバハ。なぜヴェニスを去らなかったのか?そう言ってしまえばおしまいなのだけれど、芸術に陶酔し、芸術に生きる初老のアシェンバハの心情に、ひどく感動してしまった。

それは、身を削るように音を鳴らし命を絶ったアーティストたちにも似ている。

読書レベルが上がったらもっと深く味わえると思うので、読書人生の中で、また戻ってきたいと思います。

 


2013/02/08

空に聞いてごらん

誰にも打ち明けられない悩みがあったら、
空に聞いてごらん。

いつもそこにいて、何も言わず、
良い自分も、だめな自分も、全部知っている空に。




2013/02/06

農ガールの証

昨日の昼間から「代々木公園で雪遊びしよう!」と言っていたのに、雪は積もる気配もなく止んでしまいました。まんまと肩透かしをくらった私と後輩のひきゃは、仕方なくカフェでお茶することに。
 

「昨夜からアウターに防水スプレーをして備えていた」という彼女が、遅めの誕生日プレゼントとこんなバッジをくれました。


 
刺繍でできたきれいな色のバッジ。
よく見ると・・・・・
 
 
田植えをしている!!!!
 
 
「Tommyさんにぴったりだと思って」とひきゃ。
ありがとうー!!!!!
 
付けてみると、ディズニーランドで保安官バッジをもらった時ぐらい誇らしい気分。
Yes! 私は農ガール。
これからはこのバッジを付けて、胸を張って街を歩こうと思う。


2013/02/05

朗読ライブ「Journey Back Home」

 
谷川俊太郎さんとレイチェル・チャンさんの朗読を観にBlue Note Tokyoへ。
 
今日は「無音」のおもしろさを見ました。
 
声を発する前の一瞬の「間」。
Dragon AshのAtsushiさんのしなやかな手が空を切るときの聞こえるか聞こえないかの音。
ピアノとウッドベースの音が消えかかったときの余韻。
空気が振動する音から、自分の心臓の音、飲み込んだレモンソーダが食道を通って流れていく音まで聞こえてしまいそうな、会場の空気の密度の高さ。
機械には録音できない「無音」という音がいっぱい聴こえるステージでした。
 
 
今年82歳の谷川俊太郎さん。
国語の教科書でも読んだ詩から、写真映画『ヤーチャイカ』、「質問箱」、「ピーナッツ」の翻訳まで、谷川さんの紡ぐ言葉に触れる機会はたくさんあったけれど、今夜はご自身の声を通して届けられるみずみずしい言葉にたっぷりと浸ることができてうれしかった。
 
職業「詩人」ってかっこいいな。
私にも書けるかな。 
 

2013/02/02

川俣正展 Expand BankART

先月まで横浜のBankARTで開催されていた川俣正展。アブダビで彼の作品を観たところだったので、日本でちょうど個展がやっていると聞き行ってきました。
 
これは外壁ですが、BankARTの建物を木材が浸食しているよう。


 
その木材は何かというと、フォークリフトで荷物を運ぶときに使う木の台。
BankARTはもともと倉庫だったので、この素材を選んだのだろうか。


まるで木材に意思があるかのような、とてもインパクトのある作品でした。日を追うごとに作品はどんどん変化していくというのもおもしろい。チケットはパスポート制だったので、2ヶ月ほどある会期中、日々育っていく作品の様子を見に何度も訪れて欲しいというもくろみがあったようです。

 
こちらは室内。天井に木のサッシが設置されています。床に木枠の影が落ち、がらんとしているコンクリートの空間に変化を与えていました。
 
川俣作品は、極めて「建築的」だと思います。
それ自体がどうというよりも、頭上にサッシの覆いがあることでそこに「場」が生まれる。無機質な元倉庫の空間に意味づけがされる。
外壁の作品であれば、木材が張り巡らされていて人の目を引く。似たり寄ったりの建物が並んでいる横浜の港湾エリアで、BankARTだけスポットが当たる。それによって、街の景色に変化がうまれる。「なにかあるぞ」と人がやってくるので、人の動きが変わる。「しかも、どうやらこの木材は日々育っているらしい」と、初めて訪れた人に何度も足を運ばせる。
制作現場にはその街の学生やボランティアを巻き込んで、作品を作るプロセスも大事にする。
 
これはAbu Dhabi ART2012でエントランスホールに設置された椅子の作品。ぱっと見「塩田千春さんみたいだ」と思ったのだが、横浜の企画展を見て「全然違うじゃないか!」と思うようになったのが自分の中で面白かったです。
ちなみに、塩田さんの作品はこちら。
 


川俣作品は、人が集まる場を作る。そこが待ち合わせ場所になったり、休憩所になったり。作品の中でギャラリートークをやったりもしていました。一方で塩田作品は、その窓枠の向こうにある遠い記憶を呼び起こさせるようなインスタレーションなのです。
 
今回のチケットは3冊のカタログ付きでした。2冊はその場でもらい、3冊目は会期が終わった後に全行程をまとめたものを製本して送ってくれるそうです。おもしろいね。
この秋から冬にかけて縁があった川俣アート。会期が終わったあともまだ、つなぎとめられております。

2013/02/01

三浦しをん『舟を編む』

 

辞書は、言葉の海を渡る舟だ。海を渡るのにふさわしい舟を編む。
                         ―三浦しをん『舟を編む』光文社

去年の本屋大賞だったこの作品。先に読んだ人からも「言葉を使う仕事をしているなら、読んでおいていい本だよ」と言われ、読もう読もうと思っていてやっと読みました。ある出版社の辞書編集部が『大渡海』という辞書を作るお話です。

言葉の意味を説明するのは本当に難しいですね。
たとえば、【右】体を北に向けたとき東にあたるほう とか。
作品の中の編集部の人たちは、日々気になる言葉があるとその都度メモするんです。言葉マニアと言ってもいいかもしれない。それから紙にもこだわりがあって、辞書はめくった時の「ヌメり感」がとても重要なのだとか。紙の辞書は高校以来使っていないので、なんだか申し訳なくなりました・・・。

この本を読んでいて、高校で現代文を教わった杉浦先生を思い出しました。
先生は、授業で電子辞書禁止。教科書の中に出てくる説明できない言葉は紙の辞書で徹底的に調べて予習してくること。抜き打ちで意味を聞かれて答えられなければその授業は立って受けなさい、という厳しい先生でした。
言葉を使う仕事に就いた今、杉浦先生にはとても感謝しています。
ときには枕にしていた国語辞書の匂い、好きだったな。

私は、編集部の人のように愛を持って言葉を使っていただろうか。
数多くの中で、なぜ筆者はあえてその言葉を選んで使ったのかを考えたことがあるだろうか。
読み進めながら自らを省みつつも、日本語がたまらなく愛おしくなる作品でした。


春に映画が公開になるそうで。予告編だけ観ましたが、編集部の薄暗い空気や、主人公が下宿している古い家、擦り切れた本や紙の質感などがいい具合に盛り込まれていて、ワクワクしました。
松田龍平さんのまじめ君役も楽しみです。

Cyndi comes back!!

 
シンディがまた日本に来てくれる!
サマソニのステージに戻ってくるそうです!
嬉しいなぁ。
 
彼女の歌に、彼女の言葉に、彼女の行動に、今まで何度パワーをもらったことだろう。
ここぞという時、彼女はいつも私たちのそばにいてくれる。

3.11直後、「私は何があってもステージを続けます。こんな時に、日本の友人たちに背を向けて逃げ出すことは出来ない。私が愛する日本のためにやれることは、歌うことだけだから」と予定通りコンサートをやってくれたシンディ。

彼女の使命感の強さといったら、かっこよすぎる。

湯川れい子さんが、震災発生時のエピソードをここに書いています。ぜひ。
シンディ・ローパー ジャパンツアー2012