Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2010/10/12

旅の記念に


松本市にはアンティークショップも多い。どちらかというと「古物商」という雰囲気だけど。
お店のおじさんは物静かで気難しそうな感じだったけど、ガラスのビンをひとつ手にとって「かわいい」と言ったら、ダムが決壊したようにうんちく話が飛び出した。(笑)

「メモリが付いているのはだいたい薬のビンで、これは昔々お医者さんが薬を処方するために使っていたんだ。当時は医者自体も少ないし、透明で中身が見えるというので薬より高価だった位。ガラス作りはイギリスから伝わったんだけど、作ってるところも少なくて東京・大阪・長崎ぐらいだったのでは。プラスチックの入れ物が普及するのが昭和20年頃だから、ガラスビンは少なくともその前の時代に作られているね。今のガラス製品と並べてみると違いがよく分かるよ。歪みがいいでしょう・・・・それで、お姉さんが持ってるのは、たぶん明治か大正のだよ。」

明治?大正?!

うんちくも面白かったけど、手の中の小さな小さなビンに詰まった歴史に魅かれ、うちに連れて帰ることに。もちろん私が持っているものの中で、一番古いものになりました。お店の棚に並ぶ前は、誰のところにあったんだろう。ビンを眺めては、物語を想像しています。

アンティークって、モノの歴史を受け継いでいる感じがたまらなく好き。