Turkish Pottery, 2016

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2012/03/01

東京事変






















「新宿は豪雨~」の群青日和で始まった東京事変。
「林檎ちゃんが久しぶりにバンドサウンドだー!!!!」と大喜びし、ギターを掻き鳴らす姿に夢中になったのは大学1年生の時でした。
2012年2月29日 閏日、大雪の日に解散というのは、やっぱり事変らしいなと思う。
もちろん終わってしまうのはさびしいんだけど、「アルバム3枚出したら解散」って言ってたから、こんなにもたくさんの音を鳴らしてくれたことに「ありがとう!」って言いたい。

66万枚の応募が殺到したという日本武道館のチケットは、残念ながらget出来ず。なので、映画館でのパブリックビューイングに行ってきました!
こういう風にライブを見るのは初めてだったけど、とてもよかったです!
ライブビデオ並みのカメラワークで、林檎ちゃんのうるんだ目や、師匠のしたたる汗、伊澤さんの指の動きまで大画面で見られるというのは、会場にいては体験できないこと。スクリーンを通してだけど集まったファンのみんなも拍手を送って、十分参加している感を味わえました。
齋藤ネコさん(セーラー服)率いるオーケストラも登場して、壮大だった!!

印象的だったのは、やっぱり林檎ちゃんの表情。
きれいだったし、とても晴れやかだった。きっと、もう次の何かを見据えていて、事変とは違った形でまた私たちを驚かせてくれるのだと思う。
林檎ちゃんが素敵だと思うのは絶対後戻りしないところ。たまにライブで昔の曲をやったりするけど、たとえば「丸の内サディスティック」にしても、「無罪モラトリアム」のアレンジではやらない。ちゃんと事変のテイストで出してくる。
第一次東京事変のときの「透明人間」もそう。最初はヒイズミさんのキラキラしたピアノが前面に出るようなアレンジだったけど、第二次になって「Adult」に収録された時には浮雲さんのギターが引き立つように作り直されている。
その時に見ておかないと、もう一生見られないというのが、私が林檎ちゃんを追いかけ続けている理由のひとつなんだと思う。

















今朝も朝7時から「東京コレクション」を聴いて、昨日の余韻を楽しんでいます。
昨日の解散ライブ。Last songが「透明人間」だったのがうれしかったな。
「またあなたに会えるのを楽しみにしてさよなら」
 CDで聴いても泣きそうになる。

最高の夢を、ありがとう。