Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2012/03/26

六本木アートナイト2012

















やっぱりアートが好きな私。週末「六本木アートナイト2012」に行ってきました。
六本木の美術館や商業施設など、街のいたるところにアート作品が出現する一夜限りのアートイベント。 渋谷・新宿・品川・上野などから夜通しバスが運行しているし、森美術館もオールナイト営業、映画館ではDJイベント、オールナイトでも十分遊びつくせるようにいろんな仕掛けが街中に点在しているんです。

















一番の目玉は、草間彌生のアート。
六本木ヒルズアリーナに登場したのは、ヤヨイちゃんとリンリン!
草間アート好きとしては、一夜限りなんてもったいな過ぎると思うのですが、その時しか見られないという特別感もアートイベントならでは。
















六本木ヒルズ前の広場にはスニーカーが回っていたり・・・

















BANANA REPUBLICの前にはクロコダイルが回っていたり。
















アマンドもすっかり、水玉に浸食されました。

















そして、国立新美術館前の芝生にはかぼちゃが!
直島のよりもちょっと小さい、草間さんの光るかぼちゃ。
黒川紀章が設計したこの建物は、夜になると一段と美しい。外から見た光が漏れる美術館もいいけど、館内にいる人がガラスの壁にシルエットで映るのもまたいいので、来年はライトアップだけじゃなくて、オールナイトで開館していてほしいな。






















六本木ヒルズ~国立新美術館を見て、深夜3時ごろに東京ミッドタウンへ。この時間帯のミッドタウンがまたよかったんです!普段はおしゃれで洗練されている感じの空間ですが、一通り巡り終えたと思われる人たちが集まってきていて、ちょっとしたカオス。
あたりを見回すと、カフェでまったりとコーヒーやお酒を飲んで談笑している人、床に座り込んで今まさに眠りに落ちそうな人、ステージ前で音楽のパフォーマンスを楽しんでいる人、アート作品を不思議そうに覗き込んでいる人。そんな空間の真ん中で、巨大なこけしがぼんわり光っているという。
なんというか、夜の小学校に登校したような、夏フェス―夜の部―のような、異様ながら心地よい空気がありました。



外には、地から湧いたような浮島が。
草間さんの作品がこんなにいっぱい見られるなんて、なんて素敵なイベント。
でも作品がたくさん展示されているという魅力だけではなく、深夜という特別な時間帯が、より六本木らしいアートフェスにしているのかなと思いました。
つまりは、来年も絶対来たい。