Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2010/09/03

女木島

木村崇人「カモメの駐車場」
桃太郎の鬼ヶ島でおなじみの女木島は、高松の目と鼻の先。夏は海水浴客で賑わう。港でフェリー「めおん」のお客さんを出迎えるのは、このカモメたちだ。彼らは風見鶏なので、風が吹けば律儀に同じ方向を向く。その動きと行儀良く並んでいるところがなんだか可笑しくて好き。
カモメだと思っていたら、いきなり飛び立って「あ、本物だった!」ということも・・・(笑)


木村崇人「木もれ陽プロジェクト」
木村さんと言えば、なんといっても木もれ陽!
神社のイチョウの上から星型の照明で照らすと、光が星型になって落ちてくる。これをすかさず「星取り網」で捕獲するというもの。子供はもちろん、大人も夢中になってしまう。
こえびにも「夜女木シフト」は大人気だった。
カモメで心を捕まれ、星ですっかりファンになった私。頭にお星様を付け、カモメのTシャツでお客さんを迎えている木村さんを見つけて、一緒に写真をとってもらった☆聞けば山梨県在住で、アトリエでラジオを聴いてくださっているというではないか! (嬉)

小こえび(小学生の女の子)が「ほら!」と見せてくれたのは、芸術祭手ぬぐいで捕獲した星!
星も笑顔もこぼれる、ステキな夜だった。

2010/09/02

小説「Colorful」


原作読んだよ☆
面白くって、午後に本買って、その日じゅうに読みおわっちゃった。

お父さんがでんぐり返りするシーン、映画には無かったなー。(笑)
小説のほうは、家族がちょこっとだけコミカルなのも好き!

いい出会いじゃった。うんうん。

映画「Colorful」

毎月1日は映画の日!ということで、「Colorful」を観てきた。
自殺した中学生・小林真の体に入り込んだ魂「ぼく」。前世の罪を思い出すための修行が始まった、というストーリー。

この映画のキャラクターは主人公をはじめ、それぞれに心の葛藤があって人間らしい。お父さんやお母さんも完璧な人間には描かれていない。
アッキーナ演じるひろかが、美術室で黒い絵の具を握り締めて自分への嫌悪感を吐き出すシーンに涙。自分もこういうとこあるなって。そんなひろかを受け止める真のセリフにまたグッときて、さらに涙。
大人になればなるほど「自分はこうありたい。」「こうでないといけない。」と決め付けがちだけど、人はもともといろんな色を持っている。カラフルだからこそ美しいんだってことに気づかされる。

この映画を見終わった後、きっと、あなた自身をちょっとだけ好きになっていると思います。

実写にもできるリアルな内容を、あえてアニメで撮っているところが新鮮だし、効果的でした。アニメだからこそまっすぐ受け止められたセリフがいくつもあったし、アニメだからこそえぐくなりすぎず、大切なところが強調されている感じがした。リアルとファンタジーのちょうど真ん中が心地いい。
これはアニメ「なのに」かもしれないけれど、冬の夕焼けの空の色が絶妙!真の上着の色の変化もうまいなぁと思う。「カラフル」なだけに、使われている色にも注目を。
これも重要。二子玉川近辺の描写が細かい!ニコタマor大井町線ユーザーを「おおっ!」と言わせるはずです!(私、言いました。笑)

中高生のお父さんお母さんに、是非見てもらいたいな。
弟が高校生なので、私も親に薦めよう。
http://colorful-movie.jp/index.html

檸檬

円高でキウイとバナナとレモンが安いので、ジャムを大量生産。
レモンがあと2つ余ってるんだけど、どうしよう・・・。
レモン on the 『檸檬』。
はい、ごめんなさい。

2010/09/01



実家の畑で今採れるのは、トマト、なす、かぼちゃ、うり、唐辛子、オクラなど。「きゅうりはもうおしまい。このところお湿りがないから、枝豆は実の入りがよくないね。」と畑担当:おばあちゃん。あれもこれもと収穫し、帰る時には野菜をもりもり詰め込んだ「ザ・田舎帰り」なキャリーケースの出来上がり。(笑)
私が一人暮らしを始めるとき、引越しの荷物の中に「プランター」と「土」が入っていたのは、自宅で採れた野菜を食べるのが当たり前だったからかも。でも野菜はやっぱり露地栽培がいい。
「電子レンジでふかし芋は作れるのけ?」とおばあちゃんが聞くので作ってあげたら、とても感激していた。輪切りにしたら、偶然にもお花型に。
My dear Grandma, u r so lovely.

花咲くゲレンデ

夏のうちにギリギリ里帰りできてよかった~。
スキー部の弟が練習しに行くというので、片品村のスキー場について行きました。
真夏のゲレンデ???と不思議に思っていたけど、雪の代わりにプラスチックのバーンが敷かれていて、スプリンクラーで水がまかれているのだね。
ビーチさながらパラソルが並んで、みんなはTシャツで滑ってた。
お姉ちゃんは滑らずに読書してました。自然の中だとはかどって、おかげで1冊読み終わった☆
ゲレンデの脇にはお花がいっぱい咲いてた。夏のスキー場もいいね。
でも温暖化で、冬なのにゲレンデに雪が無い!なんてことになりませんように。
夏が終わると、早く冬にならないかなぁと思う。私、冬生まれなので。

練習後のお楽しみ☆釜飯を食べて帰ってきた。鳥つくねが、これまたうまいのだ。

2010/08/26

豊島③


塩田千春「遠い記憶」
豊島で絶対観たかった作品の一つ。すごくよかった!今回こえび隊に参加して、受付をしながら一日中作品を眺めてた。大好きな塩田さんの作品の前でお昼寝もした!贅沢だ!



かつて甲生(こう)地区の集会所だった建物を、使われなくなった扉や窓で埋め尽くした作品。外のジャングルジムやすべり台、鉄棒もそのままになっている。「昔は隣に小学校があったんだ。集会所の壁は、きれいなピンク色だった。」と自治会長さんが教えてくれた。錆付いてしまった遊具も、子供が遊んでいた頃は鮮やかな空色だったのだろう。 作品に使われている建具は、豊島のほか、直島などから集めてきたそうだ。黒ずんだ扉の向こうには、その家に住んでいた人たちの姿が浮かぶようだった。この扉で出来たトンネルの先には田んぼがあり、反対側には海があって、風がすり抜けていく。 甲生には今年、17年ぶりに赤ちゃんが生れたそうだ。

私が子供だった頃は、校庭といくつか遊具があれば一日中そこで遊んでいた。それで日が落ちる頃になると走っておうちへ帰る。帰り道はうっかりしているととても寂しくなってくるのだ。家の窓には灯りが付いていて、その向こうでお母さんが夕飯を作っている、おばあちゃんがお相撲を見ている。遠くでお寺の鐘がきこえる。
時間によって影の落ち方が変化していくのもこの作品の素敵なところ。夕方、長くなった影を眺めていたら、置いてけぼりになっていたあの頃の記憶が蘇ってきた。