Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2015/05/26

Greenroom Festival '15



2015年のフェス開き。
Greenroom Festivalへ行ってきました。
覚え書きを。

◆小島麻由美
乙女さに引き寄せられ、隠された毒が知らないうちにまわり、ずるずると小島ワールドにひきこまれていくこの感じ、たまりません。Jazzや昭和歌謡をベースにした音作りは舞台上でも変わらないのですが、ギターがちょっとサーフっぽくて素敵でした。

◆Makua Rothman
オアフ・ノースショア出身のサーファーでありミュージシャン。ウクレレの音に癒されながら、木陰でウトウト。This is greenroomです。とにかく人が多かったので、Humming Birdステージ前はオアシスでした。

◆Mamas Gun
「最新曲のRed Cassetteにはノスタルジーを込めた」とヴォーカルのアンディが言っていたように、都会的な中にも古き良きソウルを感じるサウンド。サマソニで観られなかったのですが盛況だったと聴いていたので今日こそと思っていました。ネクタイを締めてウインクしちゃうような、いい男集団。よって、最前列にてかぶりつきでみました。うむ、彼らのライブは楽しい!

◆The Growlers
USの大型フェスで注目を集めるバンドがカリフォルニアから初来日。楽しみにして来ました。
ステージに登場したメンバーの頭には、なにやら黄色いはちまきが。よく見てみると「駐輪禁止」と書かれた(ホームセンターに売っているような)ビニールテープでした。ファッションも「そのラインのパンツどこで買ったの」というような個性的な出で立ちで、そのうえヴォーカルのブルックスの動きが唯一無二で、それはそれは驚きをもって迎えられました。
60年代のサーフロックやサイケデリックのテイストが色濃く出た音で、かなり目立ちます。曲のトーンは大きく変化することもなく、過度にエフェクトのかかったサウンドが港の昼下がりにゆらゆらとたゆたい、じわじわと効いてくる。私はすっかりはまりました。
LPも売っていたのですが、買いに行ったときはもう持ち帰ってしまったとのことで残念。入手したら、熱帯夜にお酒を飲みながら聴きたい。
今日(火)代官山UNITで単独公演があります。おすすめです。

◆レキシ
アルバムでは曲ごとにゲストボーカルを迎えていますが、フェスでは池田さんがボーカルを担当していました。この集客力と盛り上がりは天下取った感あります。お客さんのいじり方も秀逸で笑いが止まらなかった。ステージには「レキシ」の幟、メンバーは全員袴Tシャツ、飛脚になってステージを走る池田さん(結構速い)。お客さんは大喜びでしたが、海外組はさぞかしぎょっとしたことでしょう。

◆The Wailers
大トリはThe Wailersでした。Bob Marley生誕70周年の今年、レゲエスピリットの伝承者が世界ツアー中です。「Could You Be Loved」「One Love」などBob Marleyゆかりのナンバーが披露され、メンバーは変われども、そのメッセージは薄れることなく届けられました。ずしんとくるアストンのベース、かっこよかったです。


















今年は出演者のラインナップもお客さんの幅も広がり、例年以上に大賑わいでした。大桟橋から場所を移した時はすごく大規模になった感じがしましたが、マーケットの方も充実していて、赤レンガ倉庫前ももはや手狭に感じるほどです。
今週末はなんとハワイでもGreenroom Fes. が行われるんだとか。いいなぁ。