Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2014/04/06

Bob Dylan








 
暖炉の明かりだけで照らしたような、あの薄暗いステージ。もしかしたら、舞台の際からあっち側は、最新技術を集結させて映し出したホログラムだったのか。
昨夜Bob Dylanを目撃したことが、まだ信じられない。
 
渋いブルースハープに、円熟しただみ声。
動くことを忘れるほど圧倒され、一挙一動をただ食い入るように観ていた。
 
左手を腰に当ててストーリー・テラーのように歌う姿が素敵だった。
彼はいったい人生の中で何回「Blowin' in the Wind」を歌ってきたのだろうか。
50年以上も「Bob Dylan」 を続けているなんてすごい。私なんてまだまだだ。
かっこよく年を取りたい。
 
 
 
 
 
 


2014/04/04

BGM選曲

新宿伊勢丹の地下2階にBeauty Apothecaryというフロアがあります。
自然派化粧品やオーガニックフード、サプリ、本などがあり素敵な空間です。

先月から、このフロアのBGMを選曲させていただいています。
期間は3/17~4/14まで、これは満月の周期に合わせているんですって。
こっそり偵察に行き、雰囲気と合っていることを確かめ、ひと安心。
新宿にお出かけの際は、立ち寄ってみてくださいね。
覚え書きで、選曲リストを載せます。
どれも素晴らしい作品ですので、CDも手に取っていただけたらDJ冥利に尽きます。

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テーマ「心とカラダに気持ちのいい音楽」

1. Sing To The Moon / Laura Mvula
UKバーミンガム出身のシンガー・ソングライター。幾重にもサンプリングしたボーカルと数々の楽器が織りなすサウンドは、繊細でオーガニック。雨上がりの植物の生命力、瞑想中の静寂を連想させる、神秘的で美しい1枚です。

2. Facing Future / Israel Kamakawiwo’ole
ハワイの国民的レジェンド“IZ”1993年の名盤。美しく優しい歌声が心を癒し目覚めさせてくれます。朝のミネラルウォーターと一緒にどうぞ。

3. Blue / Joni Mitchell
このアルバムを初めて聴いたとき、女友達の日記を盗み見てしまったかのような衝撃を受けました。あなたが女性なら、きっと身に覚えのある歌が見つけられるはずです。生々しいのに絵画のように美しい、Joniのフォーク時代の自叙伝的傑作。

4. So Far / Rasmus Faber
サウンドとルックスの両方で女性の心を掴んで離さない、ストックホルム出身のDJ/サウンドプロデューサー/ジャズピアニスト。「美メロ」メイカーの手腕が余すところなく発揮された、2006年リリースの日本向けシングルコレクション。

5. Perfect Angel / Minnie Riperton
31歳でこの世を去った「天使の声」をもつ歌姫。その声に惚れ込んだStevie Wonderがプロデュースした名盤です。「Lovin’ You」の小鳥のさえずりが聞こえた瞬間、もう恋に落ちているはず。


2014/02/09

The Lumineers























 

歴史的な大雪となった2月8日(土)、The Lumineesの初来日公演に行ってきた。
長靴を履いてライブにいくというのは、フジロックと今日くらいのものだろう。
電車の遅延を考慮しスタートを10分ほど遅らせて開演したのだけれど、会場内は待ちわびた観客から早くもHo Heyコールがわきあがるほどの熱気。

Ho Hey、Stubborn Love、Charlie Boyなど、The Lumineersにはみんなで合唱できる曲がたくさんあり、予想通りとても楽しい!
そして印象的だったのは、チェロやコーラスを担当している紅一点ネイラ。
MCやボーカル・ギターを担当するウェスを差し置き、ライブで一番注目を集めていた。
まず、なんといっても可愛い。彼女はチェックのワンピースにグレーのカーディガンという、ガーリーなファッションで登場。
会場からは「可愛い~」「Kawaii~」「I Love You~」の歓声があがり(主に男性)、デュエットすればウェスよりもネイラの方がご贔屓の拍手が大きいし(これも男性)、そういえば1Fスタンディング席はネイラがいる左側が頭一つ人垣が高い(笑)
もちろん彼女は演奏の上でも重要な役割を果たしている。チェロは全体を底辺で支えながらも、このバンドの個性になっているし、芯のあるボーカルもすてき。
“チェロ奏者募集”という広告を見てこのバンドに加入したそうだが、彼女がいなかったら、きっと「いろんな意味」で、今のThe Lumineersにはなり得なかったはずだ。

ライブ中盤で、メンバーがスタンディング席に降りてきて演奏するというサプライズもあり!
観客がとりかこんだ輪の中からマイクを介さない生音が聞こえてくる。ユーモアあふれる「楽隊」の演奏に笑顔が広がる。
今風のバンドでありながら、手のひらで感じられるような温かみがあるところが魅力だ。
真っ白な雪をじんわりと溶かしていくような、あたたかいライブだった。

2014/01/20

山崎豊子『花のれん』


 

冗談やあらへん、
駅前でラムネ1本に五円札出して、つり銭取れへんかったいう噂、
日中にこの狭い街に知れ渡りまっしゃろ、
大きなつり銭取ったやないか
                   ―山崎豊子『花のれん』新潮文庫

今年初めての赤メガネの会が開催されました。
最近このブログを知った方のために。「赤メガネの会」は、本好きな大人が3週間に1度集まって開いている読書会で、毎回1冊の課題図書と、各々読んだ自由図書を持ち寄って、喋りたいことを好きなように喋っています。たまに合宿もあります。今回で62回目でした。

今回の課題図書は、去年亡くなった山崎豊子さんの直木賞受賞作。
大阪の女興行師の人生を描いたど根性物語で、吉本興業の女主人がモデルになっていると言われています。商売とはかくあるべし、と頷かずにはいられない主人公多加の儲けっぷり。こってこての大阪弁に不思議といやらしさはなく、むしろお師匠さんやお得意様に対する彼女の人情に心を打たれました。

なぜ、五銭のラムネを五円で買うことが大儲けにつながるのか。
商売繁盛を祈願した方、バリバリ働く女性におすすめしたい1冊です。
ビジネス書とはまた違った角度から、魂を注入されますよ。

長編が多く、今まで敬遠していた山崎作品。まずは短いものから・・・なんて理由で手に取ったのだけれど、圧巻でした。ひとりの人間にスポットライトを当てながらも、それを取り巻く世の中の色々を拾い上げ、鮮やかに描き出す。初期の作品がこんな素晴らしくて、以降のシリーズものはいったいどれほど面白いのかと、すっかり読む気になっています。

2014/01/19

BD




















たくさんのお祝いありがとうございました☆
好きなだけケーキを食べ、思う存分ワインを飲む。
誕生日ウィーク!

2014/01/14

BM新年会!

Barakan Morningチームで、木曜日に新年会をしました。

いつも顔は見えないけれど(笑い声はときどき聞こえるかもしれませんが・・・)、
こんな楽しいメンバーで番組を作っています。