Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2012/11/24

ワインツーリズムやまなし 2日目



ワインツーリズム2日目、霧雨の昨日とはうって変わって、快晴の甲府盆地。
この日は、シャトー酒寄からワイナリー巡りをスタートしました。
急な坂を登って行った先にある、眺めのいいワイナリー。まだ午前10時過ぎだというのに、こんなにたくさんの人がワインを楽しんでいる。天国だ。
 



せっかくのお天気なので、御坂エリアでは果樹園の間をのんびり歩いてみました。
桃でしょうか?芽を保護するための紙のカバーが枝にたくさんついていて、まるで花が咲いているみたいになっている木があったり、出荷間近と思われるぶどうが実っていたり、普段なかなか間近で見る機会のないものをいろいろ発見して面白かったです。

 
 
御坂から八代方面に向かっているとき、神社を発見。木漏れ日あふれる参道が良い雰囲気だったでちょっと寄り道。
「美和神社」という神社で、ここの神楽は県の指定無形民俗文化財になっているのだそう。裏手にあるご神木には大きなこぶが付いていて、「子宝」のご利益があるんだって。山梨には毎週仕事で通っていたけど、自分の足で歩いてみないと出会えない場所っていっぱいあるんだな。
 
 

美和神社には、凛々しく立派な狛犬がいました。
お参りしたあと、境内でさっき農協で買った炊き込みご飯を食べる。

ここは、地元産のブドウにこだわってワインを作っている「八代醸造」。一升瓶ケースを椅子にして、ワイナリーの人たちとお客さんが車座になってワインを飲んでいました。わさび漬けやさきいかのおつまみにワイン。これぞ、農家の飲み方?どこよりも地元感を味わえたワイナリーでした。
 
じつは、八代醸造は「たいめいけん」のハウスワインを作っているんです。
ラベルは違いますが写真の「シャトー・モンターニュ」というシリーズで、3年ほど熟成させたベリーAのワインがお店で出されているんだって。「たいめいけんは1Fがカジュアルで2Fの方はより高級なレストランになっていて、うちのワインが出されているのは2Fなんだよ」と、ワイナリーのおじさんが胸を張って話していた。
 
この「シャトー・モンターニュ」のヌーボーが、若いけどしっかりしていておいしかったので「たいめいけん」にも行ってみたいなと思っていたところ、なんと1999年ものが出ていました。これがすばらしくて迷わず購入。フルーティーなベリーAも、13年熟成させるとこんなに芳醇で重厚なワインになるんだ!というのがひとつ発見です。スパイシーな感じもあるので、お肉と合わせてじっくり飲みたいなぁと、今はボトルを眺めながらニヤニヤしています。
 
 
2回目のワインツーリズムでしたが、作った人が見えるというのは、ワインをより美味しくさせるなぁというのが感想です。作り手の方のお話を聞いて「この人が作ったワインなら飲んでみたいな」と思うこともありました。
普段の日本食には断然国産ワインだと思うし、テイスティングをしながら何を合わせるか考えるのも楽しいので、また来年も来たいと思います。