Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2016/03/31

ミントの裏側

























ベランダ菜園日記。
春になって、アップルミントが元気に育っています。
モコモコの繊毛が可愛い。たまらん。
若葉の裏側は、まるでハムスターを撫でるような触り心地。
ミントは背が低いけれど、下から見上げるように鑑賞するべし。

追伸:
4/7の『植物男子ベランダー』の放送開始を心待ちにしています。

2016/03/06

靖国神社 骨董市
















桜の開花予想が気象会社によって5日ほど差があることに気づき、お花見はどうしようかと悩んでいる3月最初の週末。靖国神社の桜のつぼみはまだ膨らんでいなかった

骨董市に行くのにはまっていて、護国寺に行き、平和島に行き(ここはコレクター向きだった)そして今日は靖国神社へ。30店くらいは出ていたように思う。日の出から始まるというこの市、横須賀からというお店の人は朝5時前から来ていたと言っていたので、やはり本気で探すなら早起きすべきなのだろう。今日は9時頃に着いたけれど、それでものんびりとした雰囲気で楽しめた。

聞き手に徹していればいくらだって教えてもらえる骨董市は面白い。話していると他のお客さんが加わって「お姉さん、いいかい。そのモデルはね・・・」とうんちくを教授いただくこともある。

ガラスの話。アンティークかどうかの見分け方は「継ぎ目」と「気泡」である。昔の技術では一体化した形を作れなかったので接着した線が残っている。それからパーツは手作業で接着しているので2つとして同じ形はない。だからね、100円ショップで大量生産品を見ることも勉強なんだよ。京都には月1度出店するけれど、あちらの女の子たちにガラスはよく売れる。一番人気なのは青いガラスだね。
















そもそも骨董市に足を運んだきっかけは食器だ。昔のレストランウェア(頑丈で絶対に壊れない)やエアラインのシルバー、海外の蚤の市で買った皿など、我が家の食器棚は雑多ながら気に入ったものが積み重なっているのだけれど、和食が増えたのと友人を招いて日本酒の会を開くのとで、和食器が欲しくなった。

今日手に入れたのは菊の小皿5枚。1枚チップしているのがあるからと、安価でまとめてゆずってもらった。これは前橋に住んでいる骨董好きなご婦人が手放したものとのことだった。年齢も年齢だから少しずつ手放しているところで、特にお嬢さんがお宝の断捨離を強力に推進している、とお店の人。「柿右衛門系統の窯のものだから良い品物だよ」という話だったが真相はわからない。とにかく透き通るような白と値段が気に入って、これならテーブルに花を添えられそうだと思っている。大事に使いますからね、と前橋のご婦人によろしく伝えていただくように言って帰ってきた。

2016/03/04

靴磨きとベランダ栽培は似ている













靴磨き日記。
最近の悩みは「靴磨きでリムーバーは毎回使うべきか」ということです。靴が痛むから3回に1回という人もいるけれど、古いクリームが残っているしなあ。でもワックスはほとんど使わないので、今日は試しに水拭きだけにしてみる。クリームを入れる前に水分を含ませると革の毛穴が開いて染み込みが良くなると小耳に挟んだもので、新技を同時に試す。靴磨きはやればやるほど難しいと感じます。年末に習いに行きましたが、絶対的な正解がないので結局は試行錯誤。経験によって肌感覚を磨く他ないようです。
さて、そんな実験に付き合ってくれているのがこの子。今年の初めから履き始めました。はじめは靴擦れするし、きつくて足がしびれるし、予備のパンプスを持って出かけるほどだったのですが、週に1〜2回のペースで履き慣らして、ようやく自分の足の形にだんだん馴染んできました。そう、ちょっと仲良くなってきました。(嬉)
購入時に心地いいサイズが、必ずしもジャストサイズではないことを学びました。(もちろんメーカーや型にもよるんですが)靴屋さんの言うことは正しい。いい勉強でした。
レザーソールもすり減りつつある。ささくれにオイルを塗る。これをやった直後はマイケル・ジャクソン的なターンを決められるようになる。もしかしたら、ムーンウォークも・・・
今朝ふと思ったこと。靴を育てる面白さは、ベランダ栽培とそっくりだ。

2016/03/03

サイコキャンディ再現ライブ@豊洲PIT





















ジーザス&メリー・チェインの『サイコキャンディ』再現ライブに行ってきました。のちのオルタナやシューゲイズに大きな影響を与えた1985年のアルバムです。

CDだと耳に突き刺さるように感じていたノイズが、生音では包まれるような感覚で中毒性がありました。音の輪郭がぼやけた甘美なサウンドが最高に気持ちよかったです。
もちろんリアルタイムではないけれど、作品が立体的に感じられて、アルバムなので流れも完璧で、その世界観にどっぷり浸ることができました。でも、リアルタイムで聴いていた人たちはもっと楽しめたんだろうなあ、とうらやましくもなりました。
年齢層は幅広かったけれど、会場には素敵なお兄さんお姉さん(ボーダーシャツ率高め)がいっぱいいました。音楽をノスタルジーで楽しめるのは大人の特権ですね。

最近再現ライブが多いですね。
それについては、メトロポリターナ4月号の音楽コラムで詳しく書きます。