六本木の国立新美術館で開催の「DOMANI明日展」に行ってきた。
この靴の作品、たしか以前大阪で展示されていて、見てみたいと思っていた。1枚1枚、エピソードタグが付いた靴たち。
こちらに向かって1歩踏み出そうとしているけれど、赤い毛糸が引き止める。
記憶は過去に帰属するもので、それより前には進めないのかもしれない。
◆行武治美
鏡といえば、行武さん。
それにしても、鏡だけでここまで作れるなんてすごいな。
自分の姿が映りこむことで、作品の中に入ってしまったような感覚になる。
反射した光はこちらの世界に踏み入ってくるよう。
越後妻有にある「再構築」がまさにそうなのだが、鏡は境界線をあいまいにしてしまう。
◆糸井潤
白夜のシリーズ。
作品が、ちゃんと太陽の高さに展示されている!
真夜中の太陽って、実際はどんな色をしているのだろう?
ますますフィンランドに行きたくなった。
今回は一部撮影OKだったので、撮ったものを載せました。
澤田知子や、橋爪彩さんの作品も。
現代アートの最大の魅力は、アーティストと同じ時代を生きているということだろう。