暖炉の明かりだけで照らしたような、あの薄暗いステージ。もしかしたら、舞台の際からあっち側は、最新技術を集結させて映し出したホログラムだったのか。
昨夜Bob Dylanを目撃したことが、まだ信じられない。
渋いブルースハープに、円熟しただみ声。
動くことを忘れるほど圧倒され、一挙一動をただ食い入るように観ていた。
左手を腰に当ててストーリー・テラーのように歌う姿が素敵だった。
彼はいったい人生の中で何回「Blowin' in the Wind」を歌ってきたのだろうか。
50年以上も「Bob Dylan」 を続けているなんてすごい。私なんてまだまだだ。
かっこよく年を取りたい。