あの日から、今日で1年。
この節目に、東日本大震災で亡くなった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
朝目覚めて、仕事をして、ご飯を食べて、友達と遊んで。
そんなあたりまえが、尊いことだと教えられました。
同時に、音楽やラジオが、
災害が起きたとき、人々の心に寄り添うことができることも学びました。
「被災地」って、どこでしょうか。
津波が襲った場所、建物が倒壊した場所だけが被災地ではないと思います。震災後、今までのように仕事が出来なくなった人や、元の生活を取り戻していながら心のどこかに悲しみを抱えている人が日本全国にいるのだから。生きていくというのは、時に、とても大変なこと。
だからこそ、最後のひとりが笑顔になるまで、
痛みも希望も、みんなで分け合っていかなければならないと思う。
今日、駅前では子どもたちが募金箱を両腕で抱えて、大きな声を張り上げていました。
ささやかな協力をしながら、自分に大きなことはできないけど、忘れないでいよう、遠くの誰かを応援し続けよう、生かされた命をちゃんと使い切ろうと、小さな決意。
季節は廻っても、時は果たして進んでいるのだろうか。
大切な人を失った方の上に、明日からも光がありますように。