番組をさせていただいているFM-FUJIの、メルマガ。
7月~9月の計6回、コラムを書かせていただくことになりました☆
・・・がしかし、筆すすまず。(汗)
構えちゃいけないんですよね、きっとこういうものは。
今日締め切りなので、なんとしても書きます。
初回が7月8日なので、よろしければこちらからご登録ください^^
http://www.fmfuji.co.jp/mmag.html
Turkish Pottery, 2016
2011/07/06
「不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展
サントリー美術館で開催中の、「不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展に行ってきました。
日本人にはおなじみのシンボル、鳳凰と獅子が描かれている掛け軸や屏風、彫刻、
道具などを集めた、「鳳凰ずくし」「獅子ずくし」の展覧会です。
私、狛犬が好きなんです。神社に行くと、まずは阿形を撫で、次に吽形を撫で、
二つの表情をじっくり見比べてから階段を上がるというのがお決まりで。
ほらっ。
この子は、鶴岡八幡宮の吽形。かわゆい☆ 大銀杏がまだある頃だ。
この大きな頭、口、鼻と目。ユニークな表情。
それから、「神社を守ってるんだぞ!」感が、たまらなく可愛いです。
今回の企画展には鎌倉時代に作られた、顔が小さくスマートな風貌の狛犬が展示されていて、上のようなコミカルな狛犬を思うと、世の中はなんて不平等なんだ、と思う。
絵でいうと、千尋の谷底から落として登ってこられた子だけを育てるという(!)
「獅子の児おとし」を描いた、歌川広重の掛け軸や、滝に打たれている獅子の絵などもありました。牡丹の花を頭の上に載せて、石橋の上から下を見下ろしている獅子を描いた
「石橋図(しゃっきょうず)」なんて、めっちゃキュンとします!
鳳凰のところでは、お神輿の上に載っているお飾りや、美しさを競うかのようにたくさんの
掛け軸が展示されていました。鳳凰の特徴として共通するのは、鋭い目、長い尾・脚・首、
色とりどりの羽といったところでしょうか。
鳳凰も獅子も架空の動物ですが、
だからこそ、こんなに表情が豊かだったり、美しかったりするのではないかと思いました。
今年の夏祭りでは、お神輿や獅子舞をじーっと見てしまいそうです。
鳳凰と獅子が、とても身近になる企画展。サントリー美術館で、7月24日まで。
味噌、解禁!
去年、無農薬で大豆育てていて、その大豆で今年の5月22日に味噌を仕込んだんです。
キッチンの隅っこでジワジワ醸し中だった手前味噌なんですが、
7月になったし!ということで、味見してみました!
味噌を味見するのに、こんなにドキドキしたのは初めてだわ。
思い返せば、麦の刈り入れから始まり、その畑に大豆を一粒一粒蒔き、
真夏に汗だくになりながら草取りと間引きをして、
収穫した大豆を一粒一粒手で脱穀して・・・
麦こうじをたっぷり入れたので、ふわっとした甘い味噌になってました!
「一度自分で作った味噌を食べてしまうと、もうほかの味噌は食べられないよ」と
味噌作りを教えてくれた糀屋さんにも言われたんですが、その通りかも。
うまーし!!
農家さんに教えてもらったのが「味噌水(みそすい)」。
味噌をお水に溶いただけなんだけど、これこそ味噌の味を一番シンプルに味わえる方法だと思う。おいしい味噌って、お味噌汁作るのに出汁いらないっていうし。
番組後に、私の味噌で味噌水を作ってみんなに試飲してもらいました。
スタッフにも好評をいただき、ガッツポーズ。よかった!
分量は、マグカップにお湯かお水を入れて味噌大さじ1くらいですが、お好みで。
味噌って、筋肉や骨を構成する「必須アミノ酸」の量が、卵並みに多いんです。
それに塩分も含まれているので、夏の水分・塩分補給は「味噌水」でバッチリ!
ジャパニーズ・スポーツドリンク「味噌水」、どうですかね?
流行ると思うんだけどなぁ。
グリーンスムージー
番組でも取り上げましたが、グリーンスムージーにハマっています☆
果物と葉野菜を6:4の割合で入れ、水を加えてミキサーにかけるだけ。
最近の朝ごはんは、もっぱらコレです。
混ぜるとこんな緑色。
使える葉野菜は、ホウレンソウ、水菜、青梗菜、セロリ、レタスなどなんでも。
小松菜は癖がなくて、はじめてトライするにはおすすめです。
私はフルーツはバナナばっかりだけど、桃でもリンゴでもキウイでも好きなものを。
薄い皮なら剥かなくて大丈夫です。
出来るだけ旬で新鮮、オーガニックなものを。
本で読んだのだけど、人間とチンパンジーって体のつくりが99%同じなんですって。
だけど、圧倒的に違うのが食事のバランス。
チンパンジーのごはん、生の野菜やフルーツが全体の半分くらいを占めてるけど、
人間は、炭水化物ばかりで野菜・フルーツはほとんど摂ってない。
チンパンジーが成人病にかからないのはそのせいでは、という話。
そうかもしれないなぁ、と思った。
グリーンスムージー、番組後みんなで試したら結構好評で、
番組Dは放送中、1ℓくらいをボトルに入れてガチで飲んでいます(笑)
私も量、増やそうかなぁ。
生野菜が大量に摂れるから、ほんと重宝してます!
体の調子も良くなるし♪
夏の時期、食欲がない時にもおススメです☆
2011/07/02
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展
六本木の国立新美術館で開催中の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」に行ってきました!さすが印象派絵画が集結しているだけあって、平日でも結構込み合ってました。
ワシントンD.C.の博物館やホワイトハウスやリンカーン記念堂があるあの場所は、高校時代・大学時代と2回行ってるのに、その頃はアートの「あ」の字もわからなかったので、National Gallery of Artには足を運んでいませんでした。なんと勿体無い・・・(泣)次回D.C.を訪れることがあれば絶対行こう!という気持ちが一層強くなったのが、今回の企画展です。
今回は、NGAコレクションの中でも、印象派とポスト印象派に分類される絵画が
集められています。珠玉のコレクションです。
光を描こうとした画家たち。展示されている中には、自然の風景だけではなく、普通の人々が生きる日常の風景を切り取った絵も多くありました。
アイロンをかける女性、愛らしくポーズをとる子供。
目を離した隙に動き出すのでは?と思うほど生き生きと描かれていて、ルノワールやモネ、マネなど、これぞ巨匠の観察眼というべき!
今まで知らなかったのですが、彼らと同じ時代に制作していたメアリー・カサットというアメリカ人画家の作品も数点。彼女はパトロンとしても活躍していたそうで、子供を見つめる優しいまなざしがそのまま描かせたような絵は、おもわずこちらも笑顔になってしまいます。
いい出会いでした。
それから、点描画でおなじみのシニャックですが、彼の版画作品を初めてみた!
5色刷りのカラー・リトグラフ。
その他、見たことある!っていう有名な油絵作品のスケッチや版画作品もあって、
こちらも見ものでございます。
この展覧会は、印象派登場までの絵画から、印象派、ポスト印象派、それ以降という流れで進みます。その時代のアートのトレンドの移り変わりが、そのまま感じられる展示です。
ちなみに、ちょうどこの頃に「写真」が発明されたんだそうで。
印象派画家が追い求めた、写真には出来ない表現「写実主義」ってなんでしょうか?
私は、色彩の豊かさ、たのしさ、喜びかなって思います。
光と色が、絵の中で自由にのびのびと輝いていたこの時代。好きだ!
ちなみに、出口の一番近くに飾られた最後の作品は、ゾクッとするようなゴッホの薔薇の絵でした。9月5日まで。
2011/07/01
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