第19回赤メガネの会がありました。
今回の課題図書は、倉橋由美子『聖少女』(新潮社)。
交通事故で記憶喪失になった未紀。
事故前に綴っていたノートには、「パパ」を愛してしまった彼女の陶酔が描かれていました。
その内容を確かめようとする男の子Kもまた、いけない過去をもっていて・・・
・・・そんなストーリーです。
「少女小説」として、評価が高いというこの作品。
一人で読んだときは、その内容の激しさに困惑しましたが、
読書会でみんなの感想を聞くと、いろんな角度から作品を見ることができるので
それでいいのです。
この内容はどこか少女漫画的な感じもあり、なにげに話が盛り上がりました。
でも、放送やブログではとても言えません(笑)
課題図書について話し合う前には、自分が選んで読んだ「自由図書」を発表しています。
なので「3週間に最低2冊は読む」という目標に向けて頑張れるのです!
気になった本はここで貸し借り。課題図書よりも、話が盛り上がることもしばしば。
読んだことのある本や、話題の作品の感想は「へ~」って思うし、
実は赤メガネの会のメンバーは、現役のしゃべり手さんや放送業界で働いている人なのです。
そんな人たちからとびだす熱い「本トーク」、贅沢でしょ^^