Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2011/11/08

下町散歩


小学校からの友達が遊びに来ました。

東京らしいところに行きたい!という要望で、浅草~向島~上野へ行ってきました。

「雷門の前で写真を撮ってみたかった!」

と、はしゃぐ友達。(笑)






おみくじ。
「吉」でした。

「浅草寺とは相性が悪い」と自負する友達は、奇跡的に、2回連続の凶を引き当てました。

ある意味、強運だと思います。







 向島には「鳩の街通り」というレトロな商店街があって、行ってみたかった「こぐま」というcafeでランチしてきました☆

下町×古民家って憧れます。

向島あたりに「3LDKで10万円、リフォーム可」みたいな古民家物件はないだろうか。みんなで住んだら、さぞかし楽しいだろな。


今回は、和菓子屋さんや甘味処にも何か所か行ってきました。
これは上野の「みはし」のあんみつ。
「甘いものが大好きなのに、別腹はない」という友達は、
ごはんに行くとデザートから食べるのです。

押上のスカイツリーも見てきました。
目がくらむほどの高さ。
来年の春完成ということで、楽しみだ☆
映画『ALWAYS三丁目の夕日』では、建設中の東京タワーにワクワクする人たちが描かれているけれど、それはまさにこんな気持ちなのかなって思う。
タワーを見上げる、というよりは、空を見上げる感じ。
高いねぇ。



2011/11/06

ふらんすへ行きたしと思えども

読書の秋です。
本は、持ち歩いたり、抱きしめたり、顔をつけたり、枕にしたり、たたいたり、匂いをかいだり出来るのがいいと思っています。

今日、買った本は、
『永遠の詩7―萩原朔太郎』小学館。
すぐれた詩人のすぐれた詩をまとめた詩集シリーズの7冊目です。
写真を載せますが、カバーに書いてあるこの一節は「旅上」という詩の冒頭で、

せめては新しき背広をきて
気ままなる旅に出でてみん

と続きます。
遠い国への憧れと、いさぎいい諦めと、旅に出るワクワク感がわずか4行に詰まってる。フランスじゃなく「ふらんす」なのも、いいです。

文語体って堅いイメージがあったけど、この詩集を読んで、日本語の美しさを実感しました。
女性を雨のようだと言っている「婦人と雨」もまた、好きな1篇。
すてきな言葉を浴びていると、詩を書いてみたくなります。